平成29年度 日帰り交流会

 平成29年5月22日(月)      
 参加者         青年グループ 8組16名
            事務局  3名
              添乗員  2名
  合 計 21名









今年の日帰り交流会は、ゆったりとした時間の流れの中で、京都の風情を楽しもうと計画しました。メインは東映太秦映画村と
「錦」という老舗の京懐石の料亭です。「錦」は渡月橋を南へ渡った所にある中之島にあり、数寄屋造りの京情緒豊な店構えです。
食後は、嵐山周辺の自由散策もしました。


   
      


京都は、馴染みの深い場所なので、映画村や嵐山は誰でも最低一度や二度は訪れている場所ですね。
みなさん「行ったことがあるところだから今回は・・・」と思われたためか、参加人数が少し少なめで若干寂しい感じでした。
当日の朝は五月晴れの快晴で、かなり暑くなるようでした。

しかし、・・・この日は何事につけて順調な流れになりました。  
朝の集合時間に遅れることなく無事に皆さん集合され、京都までの高速道路の流れも順調で、予定よりも早く到着!!
おかげで「大江戸大道芸」(ガマの油売り)を待ち時間もほとんどなくグッドタイミングで見ることができました。
続いて、ロケーションスタジオでシネマスタジオ・ライブ(撮影の時間ですよ!)を楽しみました。スタジオ撮影のしくみなどの解説を交え、映画の裏側や秘密が紹介されました。映画撮影本番前の打合せ、リハーサル・・・の様子を観客に見せ、いざ「撮影」という場面になると(意図的だと思いますが)、
斬る役と斬られる役が逆になってしまい、観客一同爆笑でした。楽しませる工夫もしているんですね。
その後「おもしろ散策ツアー」に出発。本物の俳優さんが村内のオープンセットなどを撮影の裏話を交えながら面白おかしく案内してくれ
ました。
今回同行してくれたのは女優さんだったので、青年グループの中にはちゃっかり手を握ってニンマリ顔の人も・・・。「花より団子」ではなく、やっぱり花の方がいいんですね(^-^) 

映画村で2時間ほど過ごした後は、嵐山へ向けて出発。
これまた、バスの移動がスムーズに進み嵐山へ到着。早速、老舗料理「錦へ」・・・
店の店頭に掲げられている「投轄」の文字は、「時の経つのを忘れ、ゆっくりとおくつろぎ頂くこと」だそうで、出迎えから見送りまでの姿勢に加え、旬の素材を大切にした季節感あふれる料理で女将じきじきの出迎えがありました。見るからにお上品な方でした。





(食べログの口コミによせられていた投稿写真をお借りしました<(_ _)>



また、仲居さん達の所作も流石に上品さを感じさせ、一品ずつ出てくる料理の説明も丁寧にしてくれました。





さて、肝心のお料理ですが・・・

先付けから、順にご紹介しましょう!! 
 先付け お造り 
揚げからし豆腐
豆腐を半分に分けると中から和からしが・・・
何とも言えず絶妙な味です!!
八つ橋
水の流れを模した胡瓜、菖蒲人参
杭に見立てた牛蒡、もろみにんにく、他
そして鯛のお造り(へぎ造り)
庶民の私にとっては少量で物足りない感がありますが、もちろん味は絶妙!
 お椀 桜宿膳 
にしん茶蕎麦
きざみ葱
染め卸し
そば出し

  
このような上段、下段のお重で出てきました。上段は丸三宝(蓬羽二重巻き、矢羽根人参)、兜器(鱧南蛮漬)、八つ橋(牛肉時雨煮串打、一寸豆塩茹で、瓢箪玉子、蓮根酢漬け)下段は、炊合せ(鴨真丈旨煮、子芋含ませ煮、青味 木の芽)
 中皿 焼き物 
丸茄子壺揚げ
(合わせ味噌、しょうが)
もちろん揚げたてなので、熱くてすぐには食べられないほど。お味噌としょうがの調和が格別!
岩魚塩焼き
配い 木の芽酢
 ご飯 水物 
うすい豆雑炊
しょうが
香の物
錦のなめ茸 他
抹茶アイス
ほかに、いくつか選べます。

普段であれば、一汁三菜程度の食事で済ませていますよね。しかし、懐石料理では一品食べ終えるごとに、次の料理が出されてきて、
一庶民からすればどこか異空間に迷い込んだ雰囲気です。量が少し足りないかな??と思っていると、終わってみれば程よい満腹感が
ありました。
中には、「全然足りひんわ」と漏らす若者もいましたが・・・(笑)
若い時は、味もさることながら、それよりもまずは量優先でした。年を重ねてくるにつれ、このような懐石料理の良さが分かってくる
ものですね。

当日の写真集は、こちらからどうぞ・・・    (画像をクリックして下さい)